創業に関するお役立ち情報37
今回は、起業家が知っておくべきマーケティング・経営用語をご紹介します。マーケティングや経営用語の知識を習得することで、起業家としての基礎力を高めることに役立ちます。
マーケティング・経営用語
◆日経平均株価
日経平均株価とは、日本経済新聞社が、東京証券取引所第一部に上場する225銘柄を用いて表す株価指数のことです。
◆SCM
SCM (Supply Chain Manegement)
部品や資材から商品を生産し、卸や小売りといった流通を経由して顧客に届けるまでのモノの流れを「サプライチェーン」と呼びます。
サプライチェーン・マネジメントとは文字通り、一連のモノの流れを正確に管理(マネジメント)することによって、チェーン全体の経営効率を最適化する経営手法のことです。
◆SRI
SRIとは、「Socially Responsible Investment」の頭文字をとった表現で、日本語では一般的に「社会的責任投資」と訳されます。
経済的・財務的側面だけを投資の判断基準とするのではなく、社会的・環境的・倫理的側面も考慮した投資行動のことで、長期的な視点でみて社会的責任を果たしている企業ほど持続的な発展が見込める、という考え方が背景になっています。
◆MBO
MBOとは「Management Buyout」の略語で、企業の経営者・従業員が自社の株式や事業部門を買収する、M&Aの一手法です。「Buyout」には買収という意味があります。
自己資金のみで行われる場合もありますが、金融機関の支援を受けている場合を指すのが一般的です。
◆LLP
LLP とは、「Limited Liability Partnership」の略で、有限責任事業組合のことです。
2005年4月27日に成立し、同年5月6日に公布された「有限責任事業組合契約に関する法律」によって日本に導入された新しい事業組織形態のことです。
◆SaaS
SaaSとは、「Software as Service」の頭文字をとった略称で、PCユーザーが自分のPCにアプリケーション・ソフトをインストールして使用するのではなく、ネットを通じて、ソフトウェアのベンダーが提供する機能を必要に応じて利用する仕組みのことを指します。