電話受付時間
月~金 9:00~18:00/土 9:00~15:00
   

0120-848-001

創業に関するお役立ち情報86


テーマ10『カラーマーケティングで売る』 ②色で仕掛ける



もうすぐクリスマスですね。
クリスマスと言えば思い浮かぶのは、赤と白のクリスマスカラーに彩られた
華やかな光景でしょう。
なぜ、クリスマスは赤と白なのでしょうか?

何かの云われがあるのかというと、実はそうではありません。
アメリカのある飲料メーカー(赤と白のロゴでお馴染みの)が
80年以上前のクリスマスキャンペーンで、赤い服に白いヒゲの
サンタクロースのイラストを使って大々的な宣伝を行いました。
それまでのサンタクロースは伝説上の人物として様々な姿で描かれていたようですが、
この時の赤服と白ヒゲのサンタが人気となり、すっかり定着してしまったのです。
また、この時期によく聞くクリスマスソングの「赤鼻のトナカイ」も、
実はあるデパートの販売戦略の一つとして作られたものだそうです。
この赤と白の「クリスマスカラー」、今では私たちの暮らしに浸透し、
商品のパッケージでも、クリスマス限定カラーが登場するなど、
販売チャンスとしてクリスマスは非常に大きなイベントになりました。

もう一つ。
あなたは健康に気を使っていますか?
黒ゴマ、黒酢、黒糖・・・など「黒」い色の食品は、
なんだか体によさそうな気がしていませんか?
実際の効果は別として、今はこうして日常的に食べている食品も
以前は「黒」は食品の色としてタブーだとまで言われていました。
それが「健康」というキーワードと結びつけたことにより、
良いイメージが私たちに刷り込まれ、黒のイメージは一新したのです。

これは色に意味を持たせた分かりやすい例でしょう。
それまで売れなかったものが、色に意味を持たせることによって
大きく売上をのばす。
そんなことが自分の提供する商品やサービスでも実現できたらいいですね。


次回は「色を変えて売る」です。
« 一覧に戻る